FLOW|すまいづくりの進め方
すまいづくりは以下のような流れで進められていきます。わたしたちは全ての工程にわたって皆様のすまいづくりをサポートさせて頂きます。
↓.事前相談(無料)
まずは電話やメールでお気軽にご連絡下さい。
わたしたちの設計したすまいに興味を持って頂けた場合は、まずは「お問い合わせ」ページに記載の電話番号へ直接お電話頂くか、お問い合わせフォームに必要事項をご記入の上、送信して下さい。
面談の日程や場所等を調整させて頂き、わたしたちの設計スタイルやこれまでの設計事例の説明をさせて頂きます。
土地の購入等についてご相談がある場合には、候補敷地へご同行し、アドバイスさせて頂くことも可能です。(※1)
※1:各スタジオより概ね10km以上遠方の場合は交通費実費を申し受ける場合があります。あらかじめご了承下さい。
↓.すまいのアンケート
すまいのアンケートにご回答下さい。
次のステップへ進んで頂ける場合には、アーキテクトシップオリジナルの「すまいのアンケート」へのご記入をお願いしております。
「すまいのアンケート」では、皆様の家族構成や趣味・嗜好、持込み家具などについての簡単な質問にお答え頂くことで、基本構想のためのコミュニケーションツールとして活用させて頂きます。
↓.基本構想(2週間〜2ヶ月程度)
事前相談やすまいのアンケートをもとに、基本構想をご提示します。
事前相談での内容やすまいのアンケートへの記載内容などを参考にしながら、ラフイメージによる基本構想案を作成し、提示させて頂きます。
基本構想案の作成には資料作成費用として15万円を申し受けます。(※1)
ここで、わたしたちが提示するイメージの方向性を気に入って頂けましたら、本格的な設計作業へと移行していきます。
※1:資料作成費用は設計監理費用に含まれますので、設計監理契約を交わして頂く場合には、設計監理費用から差し引かせて頂きます。
↓.設計監理契約
基本構想にご賛同頂けた段階で、設計監理契約を交わします。
わたしたちの提示した基本構想案の方向性についてご承諾頂けましたら、設計監理契約を締結させて頂きます。設計監理報酬は建物の延べ床面積をもとに国土交通省の告示で示されている基準に準じたかたちで算出します。(※1)
また、設計監理報酬のお支払いは原則として、契約成立時(30%)/基本設計完了時(20%)/実施設計完了時(20%)/住宅上棟時(15%)/住宅竣工時(15%)の計5回に分けたお支払いとさせて頂きます。(※2)
※1:報酬額は建物規模(施工対象延べ床面積)に連動します。また、同じ面積の場合でも難易度によって金額は増減します。
なお、報酬額の下限は原則として250万円とさせて頂いております。
※2:融資などの関係でご希望がある場合は別途ご相談下さい。
↓.基本設計(1〜3ヶ月程度)
基本構想案をもとに基本設計図書を作成、ご提案します。
基本構想案をもとに検討を進め、月に1、2回の打合せを重ねながらラフプランをブラッシュアップし、具体的なすまいのイメージを固めていきます。
提示する成果物:
・1/100スケールの平面図・立面図・断面図等
・必要に応じて模型やイメージパース等を提示することもあります。
↓.実施設計(3〜5ヶ月程度)
基本設計をもとにより詳細な情報を盛り込んだ実施設計図書を作成します。
1/100スケールの基本設計図に加え、展開図・建具表・部分詳細図など1/50〜1/5スケールに至る詳細な図面を作成します。
実施設計段階ではさらに打合せを重ねながら、設計内容をより具体的なものへ詰めていきます。
必要に応じて構造設計者や設備設計者などとも協働し、より高度な設計内容を提供します。(※1)
※1:構造設計については原則として構造設計者とともに協働しながら設計を進めます。設備設計については特殊な冷暖房方法を採用するなどの場合、設備の専門家と協働して設計を進めます。
提示する成果物:
・仕様書・仕上表等
・1/100スケールの一般図
・1/50〜1/5スケールの詳細図
・設備機器等の選定資料
・必要に応じて構造計算書等も提示します。
↓.工事費見積りと調整(1〜3ヶ月程度)
施工者候補の工務店等に見積りを依頼し、設計仕様と工事費の調整作業を行います。
コストを適正価格に抑える目的で通常は施工者候補を2〜3社程度選定し、合見積りを行います。
懇意にしている施工者等がある場合には特命で1社に見積りを依頼することも可能です。(※1)
いずれの場合でも提出された見積り内容を詳細に査定し、見積り金額の調整を行います。
査定だけでは目標額に納まらない場合には、設計仕様の変更提案を一緒にご検討頂き、さらなる金額調整を行います。(※2)
※1:特命で見積りを行う場合は競争原理が働かないため、割高になりがちです。
※2:実施設計にはご要望を可能な限り盛り込みますので、一般的には予算を超過した見積りとなることも多くあります。実施設計の段階でご要望の優先順位を決めて頂き増額要素を削ぎ落とすことも可能ですが、具体的な金額を見比べながら何を優先するかを決められた方が分かりやすいと考えます。
↓.請負工事契約
施工を行う工務店等と工事契約を交わして頂きます。
見積り金額の調整が完了し、施工者が決定した段階で請負工事契約を交わして頂きます。
請負工事契約の際にはわたしたちも立ち会い、サポートさせて頂きますのでご安心下さい。
なお、工事費の支払いは、契約時・上棟時・竣工時の3回に分ける(約1/3づつ)のが一般的です。
↓.建築確認申請(1週間〜2ヶ月程度)
確定した設計内容をもとに建築確認申請用図書を準備し、建築確認申請を行います。
見積り調整により確定した設計内容をもとに、建築確認申請用図書を作成し、行政機関または民間の指定確認検査機関に建築確認申請を提出します。(※1)
建築確認申請の手続きはわたしたちで代行させて頂きますのでご安心下さい。
なお、建築確認申請手数料およびその後の検査費用は実費をお支払い頂く必要がありますのでご承知おき下さい。(※2)
※1:敷地の条件などによっては確認申請以外の申請手続き(都市計画申請など)が必要な場合もあります。この場合は別途、各種手続きに必要な期間が加わることで、全体のスケジュールが長引く場合があります。
※2:一般的な住宅であれば各数万円程度です。手数料は各機関毎に異なります。
↓.着工(地鎮祭)
地鎮祭で工事の安全を祈願し、工事に着手します。
建築確認申請が受理され、確認済証が発行されてはじめて工事に着手することができます。
工事の安全を祈願して地鎮祭を行った後に本格的な工事に着手します。
※着工時に地鎮祭を行われる場合には諸々の費用が発生します。詳しくは打合せの際にお問い合わせ下さい。
↓.工事監理(6〜12ヶ月程度)
設計図書通りに工事が行われているか、必要に応じて現場へ赴き工事監理を行います。
工事が本格的に始まると、必要に応じて一定期間毎に設計者が現場へ赴き、工事が設計図書通りに行われているかチェックします。(※1)
また、住宅の質をさらに高めるべく、施工者と協議を重ねながら詳細な納まり等の検討を行っていきます。
※1:設計者は配筋検査などの各種検査を含め、現場での工事監理を月に数回程度行います。
※上棟時に上棟式を行われる場合は諸々の費用が発生します。詳しくは打合せの際にお問い合わせ下さい。
↓.竣工・お引き渡し
工事完了検査を行い、不備のある部分は手直しを行った上でお引き渡しとなります。
工事が完了すると、お施主様・設計者・施工者立ち会いのもと工事完了検査を行います。
この検査で不備が発見された部分については、即座に是正および手直しを行います。
全ての手直し等が完了すると、ようやく新しいすまいのお引き渡しとなります。
↓.アフターケア(1年検査等)
工事完了から1年経過した時期に1年検査を行い、不備のある部分についての手直しや微調整を行います。
工事完了から1年経過した段階で設計者と施工者とで1年検査を実施します。
この段階で施工者の不手際に起因した不具合が発生している部分については無償で手直しを行います。(※1)
また、1年検査以外の時期でも不具合等があれば、ご相談下さい。設計者と施工者で協議し、手直しや微調整等の対応を致します。
※1:施工者の不手際によるもの以外の微調整や手直しについては原則として有償となります。